2012年6月24日日曜日

とりあえずメモ。

「口説きが下手なラッパーはあかんねんっ!!」
ビアタンをつよく机に叩き付けると、

ふと見上げると綺麗な満月が、なんて事はなかなかない。
曇っていて見えないことのほうが多い。俺にはそんな些細な幸運すらめぐってこない。



2012年6月18日月曜日

俺の目の前にそびえ立つ悪魔は、俺の心の淀みとは裏腹にするすると千円札を飲み込んで行く。もう40冊は飲み込んでいっただろうか、これだけの金をつぎ込んで、玉は100も残っていない。この生きるか死ぬかの戦争に、今夜も配線濃厚のようだ。あっという間に全ての玉は飲み込まれていき、俺は時間と4万円をドブに捨てた結果となった。パチンコ!!なんと恐ろしい遊戯なのだろうか。ギャンブルの中で最も手近で、それ故に最も金を使いやすい。20の時、まだ大学生であったのだが、始めて友人にパチンコに連れてこられて以来、月に一度が週に一度、だんだん増えていき、週に二度、週に三度、大学にいかなくなる、一日一回必ず行くようになって、気付いたら俺は大学も辞めて、二十代も半ばを過ぎて、アルバイトも辞め、無職のプー太になっていたのだった。初めは貯金を崩し崩しパチンコにつぎ込んでいったものの、やがてその貯金も無くなり、それでもパチンコはやめられない、消費者金融に金を借りたはいいが返せない。借金は日に日に増えていき、闇金からも借りなければならなくなり、それでもパチンコはやめられず、借金は二百万わ越え、今ついにもう最後の持ち金4万円をパチンコに吸い込まれた所なのである。もうどう頑張っても抜き差しならぬ。ふらふらと店を出る。

「もうどうにでもなりやがれ!!」


と、大声で叫べば腹が鳴った。家に帰ればカップラーメンが一つ残っているはずなので家に帰る。道を睨みつければどこかに吸い殻が落ちている、それを見つけて火を付けた。俺がこれからどうなるのか、それについてぼんやりと考えた。闇金への借金が払えない場合どうなるのであろうか、どこか外国の一日三食ちっぽけなご飯が出る底辺労働場のようなところで一生働かされるのであろうか、それとも殺されて臓器を売り飛ばされるのであろうか、はは、もうどうなっても今の生活を続けているくらいなら死んだ方がマシなような気もしないでもない。思えば普遍的な人生を送ってきたつもりだ。小学校、中学校、高校とそこそこ勉強もしたし、特に波風立てずに生活をしてきた。リーダー的存在に憧れる事もあったが、その度にいつも"そんな器じゃない"と自分に言い聞かせてきた。大学もその調子で行けばそこそこの会社に入り、そこそこの給料を貰い、そこそこの奥さんを貰い、そこそこの人生を送れたはずなのだ。どうしてこうなった。そんなことを考えているうち、家の前についた。見慣れない高級車が止まっている。なんとなく想像がついていたが、車からいかにもな坊主の男が出てきて俺の目の前に立った。180cmはありそうだ、見上げないと男の顔が見えない。

「広末彰だな、乗れ。」
「はい。」

諦めという麻薬が俺の恐怖を掻き消していた。





2012年6月17日日曜日

ヨッちゃんの好奇心

久々に会ったヨッちゃんは、女になっていた。
女というより、おかまという表現を使ったほうが正しいのだろうか、まあつまりはそういうことだ。バンコクあたりではレディボーイという名で、おかまが沢山いるのだという。
「あら、お久しぶりじゃない、コーちゃん。」
六本木の路地で突然名前を呼ばれたて振り返ると、おかまが手を振っていた。
「やだ、ごめんなさいね、私よ、私。吉野祥平。小学校で一緒でしょ??」
と言われてはじめて気が付いた。そのおかまはよく見れば確かに、六年二組で後ろの席だったヨッちゃんだったのだ。よく二人でいたずらをしては怒られていた、そのヨッちゃんだったのだ。


「いたずらはもうしないわよ、かわいい男の子にはいたずらしちゃうけどね、ふふっ。」
ヨッちゃんはアイスティーをストローから吸っていた。その仕草はなんだか妙に女らしくて、俺はかあっと顔が熱くなるのを感じてお冷やをぐっと飲み干した。
「そういえば、雑誌の仕事をやってるって聞いたけど。」
「あれはもうやめたわ、なんか飽きちゃって。今はセレクトショップのカリスマ店員よ。」
「っていうと、服屋さん?」
「やめてよそんな古臭い言い方、アパレルよ、ア・パ・レ・ル。わたし、今流行の最先端なの。」
「ああ、ヨッちゃん昔から飽きっぽかったもんな。」
ヨッちゃんはいつも新しいものを追い求めた。ビックリマンを最初に持っていたのはヨッちゃんで、皆がビックリマンを持ち始めた瞬間に遊戯王をちらつかせていた。そして皆が遊戯王を持ち始めた瞬間に、デュエルマスターズへと身変えしたのだった。その都度ヨッちゃんは

「だって、飽きちゃった。」
といってしれっとしているのだった。

ヨッちゃんは可愛いらしい顔付きで女の子にもモテるタイプだ(だった?)ろうから、もしかしたら女にも飽きちゃったのかもしれない。
「でね、取っちゃおうと思ってるのよ。」
「え、何を?」
「何って、決まってるじゃない、アソコよ。」
なんだかこの会話を早々にやめたくなってきて、用事があると嘘をついて帰った。家までの道で、俺はヨッちゃんとの小学校時代の数々の思い出を思い出していた。

「校門前のあのけやきの木を切ろう。」
ヨッちゃんはいつも突然作戦を思いついた。けやきの木は、のこぎりを二つ用意して朝のうちに汗を滝のように流しながら大木を切り倒した。一番壮絶だったいたずらは、池埋めだった。先に池から二匹の亀を水槽に救出しておいて、土や泥は深夜猫車で工事現場からひたすら運び込んだ。そして警備員が起きるまでのうちに池に土砂を流し込み、その上に水槽に花を生けておいた。次の日学校は休校になったが、俺たちの仕業と判明することはなかった。今、ヨッちゃんは自分の体に最大のいたずらをしようとしている。校門ならぬ、肛門の前にそびえ立つ大木を切り取ってしまおうとしているのだ。その日の俺はもう、全てを忘れたくてバーボンを一本空けてへべれけになったまま眠ったのだった。

それから半年後、ヨッちゃんにもう一度会った。ヨッちゃんは男に戻っていた。手術はしなかったらしい。それからヨッちゃんは初めての男とのセックス、女とのレズ(?)プレイについて語り出してまた嫌な汗が俺の体を包んだが、今度は安心して話を聞いていられた。それはきっとヨッちゃんの話し方が、小学生の頃のヨッちゃんに戻っていたからだろう。しかし何より俺が安心したのは、ヨッちゃんに男に戻った理由を聞いたときに帰ってきたこの言葉だろう。



「だって、飽きちゃった。」

好奇心旺盛なのも困ったものだ。



2012年6月8日金曜日

同棲している。デブの弟もいる。
デブはゲームばっかりしている
ちーちゃんの父親が社長らしき人。命を狙われているみたい。ビルの窓から飛び降りる。えぐい。
思わず抱きしめる。

テーゼでアルバイト ガエイにものを教えてると、昔のアルバイト、金髪でメガネをかけた美人。
「お願いします」
「ん?」
「いやおめーじゃねえよ呼んでねえし」
「あんた本当最悪だよねー」
「な、仲悪いんですね。」
何故中がわるかったのか?わからない
トルソーがきている服を見て
「わあっ素敵なライン!」
とかいっている。
俺が「オブジェですか?」とかいうけど無視される。
「ああ、服か。」
上がりの時間。小河さんに呼ばれるとどうも伝票に誤りがある。
ガエイを注意。
そういえば石黒賢みたいなサラリーマンがさっきからメニュー制覇しようとして頑張っている。
ビールの銘柄をきかれる。そんなビールはない。

銭湯にいく。大きな風呂桶が8200円ってどういうこっちゃ。そういえば親父といった。

近所に住んでる女の子姉妹はちょこちょこ男の子を変える。
ついぞ最近までイケメンと付き合っていたが、旅行鞄を持っているのを近所で見かける。
どうやら旅行の帰りらしく、金髪のロングモヒカンをうしろになでつけた不細工と
「旅行楽しかったねー、またいこうねー、」
と話している。彼女はあまり乗り気でない
ばいばいをしたあとその彼氏は
「あ!」
とかいってかけよりキスをする。ばいばいじゃあねーと走り去っていく。気持ち悪い。
女の子は俺を見ながら
「なんか文句あるの?」と言いたげである。
(そうだ、現実だとそうあの子はテーゼで一番可愛いあの子だ。)


伝次郎先生の生物化学 野菜、サラダ編
最初はテレビで見ていた。よくわからないスライムみたいなものができた。
親が「となりで授業やってるからいってこい」という。いく。ドアを開けるとスライムまみれになる。
小学生が多い。グループわけになると大学生ばっかだった。そういえばG組の生徒がけっこういた。
女の子姉妹もいた。どうやら日大らしい。この授業はインカレなのか。









図書館、豆粒ほどの虫と話す。
「つまりだ、お前の栄養を少しずつ俺にわけてくれればいいんだ。そうすれば俺はおおきくなれる。
俺は底が深いからな。」
目を見ていると底がない。気が狂いそうだ。いつの間にか俺が豆粒ほどで、虫は大きくなっていた。してやられた。





純一が裸足の理由

もう歩き続けて一週間が経つ、俺はいつまでこうして歩き続けていればいいのだろう、不思議と腹も減らずのども渇かないのだが、いったい俺は何故こうしてこの大草原を歩き続けているのか、そもそもどうやってここに迷い込んで来たのか検討も付かずにいた、と頭の中で解説を考えはじめたとき、草原が終わり川辺に出た。子供達が何やら石を積んでいるが、それを如何にも”私は渋谷で毎日を暮らしています”という風な若者達が崩して回っている。ああ非行少年、君たちは何故弱いもの苛めしか出来ないのだ。どうせやるならでかいこと、チームを率いて要人殺害とか、薬の売り買い、集団レイプ、そういったことをやればいいのではないか。近頃の若者は元気が無さ過ぎる。子供いじめなんてちっぽけなことで自分の悪さを再確認するなど愚の骨頂だ。目を合わせないようにその横をそそくさと通り過ぎる。川にはなにやら光を放つ魚が見える。鯉である。鯉であるのだが、紫や緑、黄色などの輝きを放っていて恐ろしく美しい。その美しい光景の真ん中に水面にうつった自分の顔が邪魔をしている。と、その額の真ん中になにやら穴があいているのを見て、やっと俺はすべてを思い出す事が出来た。そうだ、俺は死んだのだった。天皇を殺そうとして逆に、撃ち殺されて。つまりここは三途の川の橋の途中、先ほど石積みをしていた子供達も死人、それを壊していたのはつまり鬼である。それを考えた瞬間サーッと青ざめた。もし今俺の死体が下の世界にまだ存在しているとしたら、俺の顔は真っ青になっていることだろう。長年の謎が解けた。ああ、こんな世の中だったらもっと、女とか、酒とか、やっておけばよかったものが沢山ある。政治なんてものに興味を持ち学生運動のリーダーとして毎夜々々拳を振り上げ演説するならその口を女のひとりふたり口説くのにまわせば良かったのだ。俺は死んでいるのに死にたくなって川に身投げをした。それでこのザマなんだよ、ありとあらゆる女にもてたくてね。靴は揃えてきたかって?もちろん。だから、靴を履くときもくつしたは履いていないだろ?

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